ジャグアタトゥーボディーアート

もっと知りたい!ジャグアタトゥーについて

ジャグアタトゥー
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当記事へのご訪問ありがとうございます!

今回は、具体的に!ジャグアタトゥーをご体験される際の、ポイントや施術の流れなどを説明させていただきます!

施術の流れ

施術の流れ
  • 説明を理解する
    注意事項や施術の説明、誓約書等を交わす
  • 色々決める
    デザイン・施術部位・大きさ等を決める
  • 描く
    下書き、もしくはフリーハンドにて描く
  • 描き足す
    濃淡(グラデーション)や塗りつぶしの場合は、色むら防止の描き足しなどの調整をする
  • 乾燥
    3時間~6時間程、乾燥及び肌への浸透をさせる
  • 洗い流す
    流水でしっかりヌメリがなくなるまで洗い流す

ざっとこのような流れになります。

デザインにもよりますが、描く時間は皆さま「意外と短い!」と驚かれます。(シンプルなワンポイントなら10分もあれば完了します)

ですが、【乾燥&浸透】の時間はたっぷりとって頂きたいので、施術当日は予定を詰め込まない事をオススメします。

写真で流れを確認

まず、描く前にしっかりお肌を綺麗にします。
※出来れば事前にムダ毛の処理をしておかれると、仕上がりが綺麗になります。毛が濃すぎるとインクが肌まで到達しないので、染まらない事があります。

余分な油分などは落とし、必要であれば下書きをし、お客様と施術者のイメージを擦り合わせます。
ゆっくり慎重に肌の上へインクをのせるように描いていきます。

描き終わってすぐは、写真のようにテカテカと光沢があります。ココで触れてしまうと、必ずデザインが崩れるので、絶対に触れない状態です!
トライバルや塗りつぶしデザインの場合、色むら防止のため厚めに盛る傾向にあるので、その分表面が乾燥するまで時間がかかります。

完全に乾燥すると写真のように、光沢がなくなります。(通常は、多少触っても手につきません。夏場はめくれ防止の為、インクに粘性を持たせているので、乾いても光沢がある場合があります)
線の細いデザインだと端からめくれている事もあるかもしれません。
この状態のまま最低でも3時間程(最長7時間ぐらい迄)乾燥及び肌への浸透をさせてください。

しっかり肌へ浸透させたら、せっけんなどを使用してもいいので、とにかくしっかりヌメリがなくなるまで流水で洗い流してください。
※拭き取るだけだと、目には見えませんがジャグアインクが残りデザインの崩れの原因になるので、【流水でしっかり!】がポイントです。

写真は描いてから約6時間後
流水で洗い流した直後です。
不安になるほど、うっすらしかデザインが見えないこともあります。
※インクをしっかり洗い流した後は、保湿などしても大丈夫です。

描いてから約12時間後
徐々に色味が濃くなっていきます。

描いてから約24時間後
(だいたいこの24時間~48時間頃が、濃い色味のピークになります。)

描いてから約48時間後
(よく見ると24時間後より輪郭がくっきりしているのが分かるかと思います。)

描いてから1週間後。
少し色味が落ち着いてきました。
ここからは個人差がありますが、数日から数週間かけて完全に消えていきます。

ジャグアタトゥーはこのような流れで、お楽しみいただけるボディーアートです。

施術後、自分が今どの状態にあるのか不安になった時には、ぜひ写真を参考に、どの段階まで来たのか確認してみてください♪

失敗例

染まらなかった

色が思っていたより薄かったり、染まらなかった場合考えられることは…

  • 肌への浸透時間が短い
    【解決案】次回は、乾燥浸透する時間を、もっと長くする
  • インクの量が少ない
    【解決案】インクの種類によっては、インク量が少ないと発色しにくいものもあるので、次回は重ねて厚めに塗る
  • 体温や気温が低い
    【解決案】肌や気温は、汗をかかない程度に温かい方が染まりやすいです。染まりが悪い方は、施術部位を事前にカイロで温めたり、室温を上げたりあたたかい環境を作ってみましょう
  • インクの状態が悪い
    【解決案】これは施術者の問題です。インクの種類によっては常温でドンドン鮮度が落ちてしまう物もあるので、しっかりインクの管理をしている人に描いてもらいましょう
  • 施術部位の問題
    【解決案】鎖骨、二の腕の内側、首、耳など角質層が薄い部位は非常に染まりにくい場合があります。長めに浸透時間を置いたり、厚塗りしても色味が薄かった場合は、その施術箇所では、その色味が染色の限界です
  • 体質
    【解決案】ジャグアタトゥーで染まらない方が稀にいらっしゃいます。そんな方はヘナタトゥーやボディーペイントをお試しください

上記のような理由で染まらない事例もたびたびあります。

施術から完成までの状況を分析すると、なにかしらの原因は特定できるかと思いますので、上記の情報も参考にしてみてください。

めっちゃにじんだ

1枚目…花の絵柄に水滴が飛んだ例→右側デザインの崩れ

2枚目…保護テープの中でむれた例→もはやデザイン不明

「にじみ」は基本的に「水分」が原因です。

雨で塗れた。
水が飛んだ。
汗をかいた。
保護テープの中で、むれた。

『にじんだ~!!』は、本当によく聞く失敗談のひとつです。

非常によくあるのは、「長く浸透時間をつくるために、保護テープを貼ったまま寝ました。」という話。

これは非常に危険で、寝てる間に意外と寝汗をかいたり保護テープ内でむれるんです!寝てる間に無意識で施術箇所を搔きむしり、朝起きたら、手や顔に…なんて悲惨な話もあるので、

出来る限り寝る前に、綺麗に洗い流してから寝るようにしましょう。

長く楽しむコツ

描く前にできること

・しっかりお肌を保湿して肌のコンディションを整える

・あたたかい方が染まりやすいので、施術部位を保温する

・事前にアカスリなどで古い角質は落としておく

描いた後にできること

・できるだけ長い時間、肌にインクを浸透させる

・汗をかかない程度に施術部位をあたためる

染まった後にできること

・とにかくなるべく、こすらない

・水に濡れない
お風呂の時などは事前に水をはじくオイル系のクリームを塗る

・サウナやスポーツなど大量に汗をかくことは控える

・日焼け止め等を使用し、日焼け等に注意する

・薄くなったデザインの上から、ペンやジャグアで追い描きする
(ジャグアタトゥーに似せた色味のボディーアートペンを販売しているメーカーさまもいらっしゃいます。)

早く消したい時にできること

・染まりにくい部位に描く

・あまり浸透時間を置かずにすぐ洗い流す

・こする(角質を擦る)

・ピーリングジェルなどで角質を擦る

・代謝を良くして、沢山汗をかく

・お風呂などでよくこすり洗う。

など、とにかく染まっている角質が体外に排出される「ターンオーバー」を促す行動をしてください。

ただし!あまり皮膚をこすったりストレスを与えると、せっかくの綺麗なお肌がボロボロになってしまうので、できる限り自然に消えていくのを待つことをオススメします。

まとめ

色々書いてきましたが、いかがでしょう。難しかったですか?それともやってみたくなりましたか?

  • 染まるしくみをよく理解する!
  • アレルギー反応がないか自分の肌の状況をよく観察する!
  • 染まる過程や消えていく儚さをめいっぱい楽しむ!
  • 自分の好奇心を信じる!

以上、ジャグアタトゥーを楽しむヒントでした。

JUN
JUN

前記事「図解!ジャグアタトゥーについて」と、この記事を読んでくださったあなたは、ジャグアタトゥーについて、最低限の知識は身につけられたかと思います♪

ぜひぜひ機会があればジャグアタトゥーにチャレンジしてみてくださいね♪

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