今回は、家族の【フトアゴヒゲトカゲ】の基本情報と「わが家の場合」を共有したいと思います♪
初めての爬虫類飼育の際、自分でめちゃめちゃ調べたりしたのですが、各メーカー様のサイトを参考にしつつ、実際に飼育されている方のブログがとても参考になったので、自分の情報も誰かの参考になればいいなぁと思い書くことにしました♪
飼育方法や方針は、人によってさまざまなので、
色んな情報をご自身で調べて、ご家族にとって最適な環境で、末永く楽しく過ごすための参考になれば幸いです!
※私にとっては大切な家族ですが、爬虫類苦手な方は閲覧注意(写真有)です。また、飼育のプロではありませんので、専門的な事は専門家にお聞きください!
フトアゴヒゲトカゲの基本情報
一般的な基本情報
英名:Bearded Dragon
学名:Pogona vitticeps
分布 :オーストラリア
全長 :約40〜50cm
寿命 :約10〜15年
●GEX
https://www.gex-fp.co.jp/exoterra/breed/central_bearded_dragon/breed-bearded-dragon/
わが家の飼育環境
基本的に、上から捕まれる事を嫌うので、できれば横から手を入れて、ハンドリングできるのがベストですが、最悪ガラスの水槽でも、ご飯のたびに上から出し入れしたり、糞の処理をしたりしているうちに慣れてくれる子もいます。
●ベビー達は、60cmガラス製の水槽(可能であれば、前開きのガラスケージがいいと思います)
●アダルトは、90cmの前開きガラスケージ
前面以外は、プラダンやアルミ断熱材で囲い保温しています。(節電と保温のため)
- UVライト
- 保温球
- サーモタイマー
- パネルヒーター(冬季のみ使用)
- 水入れ
- 温湿度計
- 石やハーフサイズのレンガ(お腹温めるよう)
- ヤシ柄ゾーン(ベビーは掘ったりもぐったり活用する子もいます♪)
わが家の餌と頻度
これが1番悩みながら、毎回新しいベビーが来る度に試行錯誤していますが。
個体により「さまざま」です!正直、調べても全然「基準すら」わかりませんでした。
「正解」や「平均」をどこにも書いていない理由は、育ててみてやっと理解できたのですが…本当に「個体差」が大きいから、「平均」なんて出せないんですね(-_-;)。
個体をみて手探りをしていくしかありません!
とにかく最初は「何を、どれぐらい食べられるのか?」から探っていきます。
特にベビーからヤングにかけては、成長具合を見ながら片っ端から試して、「自分はどれぐらいのペースでどう育てるのか」を決めていくしかないのだと思います。
もちろんブリーダーさんや先輩飼育者さんに意見を仰げるなら、めちゃめちゃ参考になるので聞きながら、自分たちの正解を見つけられたらベストだと思います!
【 ベビーからヤング 】
毎朝、小松菜や人参を小さく切り水をたっぷり入れて、皿ごと常設。
自分から進んで水は飲みませんが、定期的にムシャムシャ食べて夜には空になります。
そしてコオロギ…。虫が得意ではないので、これは本当に、最初は葛藤がありました(泣)。
ベビーをお迎えするまでアダルトしか飼ったことがなかったので、コオロギは必要なかったので…
でも、「ベビーから飼育する」と決めたからには、避けては通れぬ道。
と覚悟を決め、いまだに夢でうなされるぐらい嫌いですが(笑)。
あげていました活餌のイエコ(生後4ヵ月頃からフタホシに変更)。
【ベビー2匹(チップとデール)の場合】
1:お迎え後、数日様子見で何も与えず
2:3日程してから、まずは高タンパクのレオパゲルを与えてみた。(デールはバクバク食べて、チップは断固拒否)葉野菜は2匹とも拒否。
3:翌日、ドライコオロギでチャレンジ…2匹とも拒否。レオパゲルはピンセットで少し食べる。
4:翌日、水分補給用に置いている小松菜を2匹とも食べているのを確認。
5:チップの食いつきが悪いので…あきらめてコオロギを買いに…まずはSSサイズのフタホシをあげてみたところ、デールは拒否、チップは20匹食べる。
(糞に若干の消化不良が見られたので、2回目以降コオロギをイエコのSサイズに変更)
6:翌日から毎日、2匹とも人工フードまたはコオロギを必ず食べるようになる。
飼育書などには「とにかくベビーのうちは、毎日食べるだけ与える」と書いているので、う〇この様子を見ながら食べるだけ与える。
が…皆の体験記を読むと、「最初は4、5匹食べました。」「今日は10匹も食べてビックリ!」など書いてあるのですが…。毎日20匹近く食べますし…なんなら(20匹でさすがに足りてるだろう…)と強制ストップしている感じですし…。
頭の大きさ的にはSサイズなのですが、食いつき方を見てると大丈夫そうなので、Mサイズに変更したらそんなに数はいかないだろう…と変更したのですが
連日ペロリと各20匹前後は食べます。(吐き戻しや下痢は一度もありません)
約3ヶ月で、朝から1時間程バスキングした後、小松菜+水菜+人参など野菜を食べ、
その後(お手製の「食堂(※下記写真参照)」に移動し(笑))コオロギMサイズ約15~20匹、人工フード(ゲル)1cm~3cmを毎日食べています。カルシウムは野菜にかけたり、コオロギにかけたり…。
なんでもよく食べてくれるのは非常にありがたく、1日2~5回の糞の処理も、嫌いなコオロギのお世話も、2匹の成長をみると全てむくわれました(笑)。
約4ヶ月の頃から、徐々にコオロギを減らし、水でふやかした人工フードをメインに(朝の野菜は欠かさず)あげています。
まとめ【ベビーからヤング】
・食べられる物を見つける
・食べられる物を増やす
・食べないときは、とにかく水分補給優先!
・飼い主が先ずは、苦手を克服する!
・餌の頻度は基本的に毎日、1~2回
・栄養バランスを考える
・成長期にカルシウム&紫外線は必須!
・コオロギは店や日により、(同じサイズ表記でも)大きさも全く違うので、食べれる「種類・大きさ・量」は、無理ない程度から、徐々に与えながら見極める!
【 アダルト 】
非常時の準備
何があるか分からないので、わが家では人間用避難用具と同時に、爬虫類用避難用具も用意しています。だんだん数が増えてくると、安全にすばやく全員で避難できるのか?!と若干不安になってきたので、今度避難訓練してみます(笑)
基本は車で避難生活することを想定しているので、車にはカイロや水、ペットシート数枚は置いてあるのですが、家のケージの近くに常設している物(↓下記写真参照)
(爬虫類用)避難用具セット
移動時用ハーネス
移動時にベビーからヤングは、プラケースや、改造したタッパーやアクリルケースに入れています。
アダルトは、基本ケースに入れるのですが、念の為にハーネスもしています。
うちんちでは、上記以外にも、背負えるリュック型のペット用キャリーバックなども常設していますが、基本的に見ていたいので(笑)今の所、移動時などに使用した事はありません。
まとめ
お腹が空いた時やウ○コをした時は、ガラスを叩いて教えてくれたり、
部屋の中でほぼ放し飼いしていても、かまってほしい時には足に登ってきたり、
手からおりるのを拒否して手にしがみついてきたり…
本当に「なついて」くれているのではないか?と錯覚する程の表情をみせてくれるフトアゴさん達ですが、
人間同様。日々、どれだけ観察していても分からない事も沢山あるので、
素人判断せず不安になったら専門家に意見を仰ぎながら、楽しく平和に仲良く過ごしたいですね♪
フトアゴ飼育経験者にとっては当たり前の知識ばかりだったかもしれませんが、爬虫類飼育初心者の方や、これから飼いたいと思ってる方の参考になれば幸いです☆
皆様とフトアゴ達との生活が、ワクワクと癒しで満たされますように!
最後まで読んで頂きましてありがとうございました♪♪♪